セルフでミラノリピール やり方を美容ｸﾘﾆｯｸでの施術から学ぶ

「セルフ」でミラノリピール（バイオリピール）をするようになるきっかけは、今まで美容クリニックでのピーリング施術を受ける中で、時間とコストでもっと手軽にできないかと思ったことからです。そんな時にミラノリピールをセルフで施術するという記述をネット上で見て、興味を持ち実行しました。実体験としてのクリニックでのコラーゲンピール、ミラノリピールのTCA（トリクロロ酢酸）を基剤とする施術から得た経験をもとに、自分なりにミラノリピールのセルフでのやり方とやりすぎなど注意していることをお伝えします。

私が体験したピーリング施術について

コロナ禍になる前には、近くて安く行ける韓国によく行っていました。韓国というと観光と食に並んで美容も人気で、特に女性は比較的に安く、お気軽に施術できるということで関心が高かったと思います。韓国には韓国語を学んでいたことから年に５～6回は行っていましたので、女性の仲間たちとも定期的に旅行&皮膚科ツアーを繰り返す中で、美容皮膚科に行く回数も案内やメンテのみも含めて数十回になり、同じ施術でも効果やダウンタイムに差があることや、メンテについても色々と知識を得ていきました。

加齢に伴う皮膚科で行う顔の施術の中でピーリングはボトックス、レーザーや水光注射（ヒアルロン酸注入）、糸によるリフトアップと並んで、もっとも気軽でダウンタイムの少ない施術だと思います。一般的にはシミ・くすみ・ニキビ肌・毛穴・小じわの方が適用するようです。

アクアピーリング+アフィニテ　日焼け止めの意識が変わる

こちらの施術は韓国ソウルで行いました。

費用は当時のレートで18,000円くらいでした。

機器の先端部分から、液体が強い勢いで皮膚に噴射されます。

噴射される液体についてですが、

主な成分は炭酸水とにきび治療で有名なAHA成分になります。

これによりブラックヘッドや黒ずみが落ちます。

下はクリニックのHP（閉店）から効果の引用です。

施術の時間は３０分くらい

施術中は軽くかゆいような、痛いかなって感想です。

施術後の感想は鼻の頭がきれいになり顔のべたつきがなくなりました

施術後にCLINICの方に説明を受けて改めて思ったことがあります。

これが施術後の注意事項です。

• 施術を維持するために、定期的に市販のピーリング洗顔材で洗顔してください。そうでないと、いくら高級な化粧水とかを使っても浸透できずムダになります。
• 施術あとは必ず保湿をして日焼け止めをして下さい。そしてこれからはいつでも徹底して日焼け止めを塗って下さい。

「洗顔したら化粧水はぬるでしょう？」「そしたら必ずオールインワンでもいいから塗ってください！」

「そうしないと、しわが多くなってしまいますよ（意訳）」と言われました。

たしかに海へ行ったり、日差しの強い場面では日焼け止めは塗っていましたが、四季いつでも日常に塗っていたとは言えません。

たしかにソウル市中では、すでに男性用のBBクリームもCCクリームも数多く出回っていました。（でもBBを当時塗った感想は、明らかに塗ったことが判るし、これはやりすぎだなって思っていました。）

当時は日焼け止めに対する意識がまだまだ低かったです。
焼けた素肌を羨望とした世代では意識の差がまだまだありますね。

多少高級品も使ってみましたが　　　　　

AGE　REVITALAIZE　MOISTURIZER　UV

日常ではこんなのも使いやすく　　　　　

化粧はしないですが、塗り直しができて白ムラができず、落としやすい製品を選び、それなりに光老化にも気を遣っています。そしてセルフでの施術に欠かせない条件の一つである紫外線ケアとなっていると思います。

グリーンピール　入門としての施術

こちらの施術は知り合いの勤めていたクリニックにて施術していただきました。

ピーリングというよりはハーブ系のトリートメントになるようです。

施術そのものは短い時間で完了します。

緑色をしたジェルを顔に塗り、一定時間のマッサージを行います。

その後ふき取りとアフターケアをする手順です。

費用は15,000円（税別）でした。

過程としては
施術を行う直前にハーブエキスを加えて針のような形状に変形させます。
それにより内部までハーブを浸透させ、お肌に栄養を届けます。

男性も比較的気軽にできて、脂っぽさが消えるので人気ですとのこと。

ニキビ肌の方とかにも良い効果が期待できるとのお話でした。

一回の施術でしたし、施術時間が短かいので、正直あれって思いました。

施術中はピリピリした感覚があります。

ですが施術後は肌がつるつるして、いい香りが残りました。施術に対しての緊張がなければ緊張をほぐす効果も期待できそうなので、継続した受診が良いと思われます。

少なくとも５回程度に継続することで効果が高まるようです。あまりレーザーとかケミカルなピーリング剤を使うのが苦手な自然派の方に向いていると思います。

マッサージピール（コラーゲンピール）

こちらは新宿のCLINICで施術していただきました。

マッサージピールの中でもコラーゲンピールという施術です。

高濃度トリクロロ酢酸（TCA）と低濃度過酸化水素（H2O2）とコウジ酸からなる製剤「PRX-T33」をお肌奥深くの真皮層に届けることで、コラーゲンの増生を促すことによって効果がでます。

こんな方にオススメです。

上の記述でわかる通り、顔の他にデコルテや手の甲、ボディーにも適応しています。

私は顔の小じわと手の甲の改善が希望だったのですが、顔の施術が15,000円（税別）、手の甲の施術も同額だったもので、一度目は顔のみにしました。

なんか手の甲のほうが安いイメージでしたが、面積はやや同じなのでピーリング剤の使用量はほぼ変わらないようでした。

マッサージについては、眉間をゴシゴシというか親指の腹を使って伸ばしながら施術していただいたことが印象に残っています。そこにシワがあったからでした。およそ５分程度のマッサージのあと拭き取りをしてくださり。シートマスクの後には治療効果を高めるアフターケアアイテムとしては、

• WiQo　MOISTURIZING FACE CREAMS
• WiQo 　SMOOTHING FACE FLUIDがあり、施術後にはたっぷりとフェイスクリームを塗っていただきました。

おすすめいただいて、同じWiQoとの併用が効果的ですとのことでサンプルをいただきました。２回ほど使えました。とても質感がよく、ピーリングの施術あとのアフターケアには使い勝手のいいセットだと思います。機会があったら購入をおすすめします。施術直後はＷiQo保湿クリームのみ。翌日くらいからはWiQo美容液も使用できます。

施術中の痛みはほとんどといっていいほどなかったです。ピリピリ感は少しあるくらいです。

施術後はトーンが明るくなりました。また本人しかわからないレベルですが、目尻のシワが目立たない気がしました。皮むけは２日目に、おでこのあたりだけでした。（個人差があります）

一回の施術なので大きな期待は無かったのですが、基本的には塗るだけの施術なのに自分で明らかに効果が感じられましたので、リピートしたいと思いました。

実際に3～5回の施術（２週間程度間隔をあける）のあとは定期的に施術するのが良いそうです。

注意点は下記となります。

また施術したいと思っていましたが顔と首と手の甲を施術しますと40,000円くらいかかってしまいますことから、躊躇してしまい期間が開いてしまいました。

ミラノリピール（バイオリピール）セルフの手順

こちらはミラノリピールのセルフでのやり方です。

調べてみますとコラーゲンピール（PRX-T33）は温度管理が難しく、常温ではおけないことがわかりました。このことからこの高温多湿の日本で、または輸送途中の温度管理が気になって、個人輸入することはあきらめていました。

しばらく検索していますとバイオリピール（ミラノリピール）という同じTCA（トリクロロ酢酸）のピーリング剤があり、温度管理も夏の暑い時期（25℃まで）でなければ未開封で常温保存可能ということがわかりました。

製品の特徴です

施術の方法も調べてみると、施術してもらったことのあるマッサージピールとほぼ同じことが確認できました。

バイオリピール（ミラノリピール）を個人の責任で買おうと決断しました

ここからは備忘録として書き留めますが、私のセルフでの体験談です。

まず言っておきますが基本的にはクリニックでの施術経験が無い方はセルフはむずかしいと思います。

薬品（TCA）に対する医師による適応の確認や施術に対する慣れがないと危険だと思います。

まずはベルベットスキンと言われるダーマペン+マッサージピールなどの相乗効果の高い施術をCLINICで受けてみるのも良いでしょう。施術を実際受けてみて自分に合ってると思えればセルフも安心できると思います。下にリンクを貼っていますので参考にして下さい。

SBC Shonan Beauty Clinic☜click　PR「ベルベットスキン」

少しでも不安があるならクリニックでの施術を一度は受けてみてください。安心できて説明も受けられますし至れり尽くせりです。

セルフでの施術ばかりに頼るのは正しい知識の欠如も考えられるので、クリニックに通いきれないときの補完と考えています。

実際に肌にとって良い状態が長く保たれていると感じています。（施術を定期的に重ねると肌の老化の進行が感じにくいです）

バイオリピール（ミラノリピール）を入手する

バイオリピール（ミラノリピール）製剤

入手方法はネットで検索すると探せましたので、最初は念のため入手場所を分けて１本+２本で結果３本を入手しました。かつては瓶に認証シールがありましたが現在はないようです。

　認証QR

こちらはケースで購入すると箱に認証コードと認証QRがありました

セルフが危険と言われる所以は薬剤が本物であるかと、正しく保管されたものかに因るところが大きいです。個人輸入については自己責任となります。

温度を一定に保てるので冷蔵で保存しています。

私のミラノリピール（セルフ）のやり方です（自己責任になります）

実際にやって思ったこと（セルフでのやり方のポイント）

• 手袋は指に合っていないと塗りづらく液もムダにしがちです。（素手でやると指がボロボロに皮向けします）
• 水気があるとはじいてしまうので、洗顔後はペーパーをあててふき取ります。
• 液は意外と混ざりにくいので泡立たない程度によくまぜます。
• シリンジで取り出すときに、針が外れてこぼれやすいです。慌てないように受け皿を置いておきます。
• 塗りこむときは、ある程度スピーディーさが必要です。ある程度塗りこむ手順をイメージしてから始めます。
• 針をはずしたシリンジから直接指に付けて塗り込むのが難しいときは、小皿に抽出してから塗ることもしています。
• 目の上周りは、液がたれないように気を付けています。
• くちびるは皮向けしやすいのでリップクリームかワセリンで保護するようにしています。
• 液が少なすぎても、マッサージの時に肌がつれて痛みがあるので、足らないようなら液を指にとって追加すると滑らか。
• 顔・首・デコルテ・手と一度にやると時間が経過してしまうので慣れるまでは分けて行いました。
• 時間の経過を常に見ながら行う。（何かを気にしてるとあっという間なのです）
• 塗布後にピリピリ感が強かったりしたら早めに洗い流す。（クリニックで未体験の方は判断がむずかしいです）

以上が手順です。

ｼﾘﾝｼﾞ+ｲﾝｼﾞｪｸﾀｰ

シリンジや手袋、クリームは下記などで買いました

最小限必要になるので揃えてみました

リキッド調合 注入に便利 シリマーセット カートリッジ 復活 再生 工具 レジン 接着剤 インク 補充 (07.18G)☜click（ｾｯﾄ）

☜click（ｻｲｽﾞに注意）

☜click（ｼﾘﾝｼﾞのみ）

☜click（ｲﾝｼﾞｪｸﾀｰ針のみ）

☜click（施術後のケアに最適です）

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施術後の残ったバイオリピール製剤の瓶はラッピングして冷蔵保存で立てて保管します。一定の施術期間（お肌の調子を見ながら２週間程度）はあけつつ早めに使い切るようにしています。

施術後の注意点はコラーゲンピールと同じです。

「やりすぎに注意」施術後は角質があまりない状態です。その状態で重ねてセルフピーリングの施術をしてしまうと皮膚が薄くなりすぎて赤みや炎症をを生じたり、過度に敏感になり、乾燥や紫外線の影響も強くなってしまうとのことです。やりすぎにより新たな色素沈着を起こしてしまっては元も子もありません。これらもセルフが危険と言われる所以ですので、肌の状態を見ながら、やりすぎには注意しています。

施術後の経過として、２日目に一部の角質の多い部分の皮向けがありました。（部分的には化粧のりはしないかも？）

２回目の施術の後は自分なりに美肌効果が実感できました。（私の場合は特に目じり・おでこ・首まわり）

気になる点として２回目以降は施術後は表面はつるつるになるものの皮向けがほとんどなくなってきました。角質が少なくなっているとも取れますが、効果が薄く感じました。思い当たるのは男性用のフェイシャルシートでがっつり拭き取ってしまっていたことでした。このことから拭き取りは全体を一度軽めに抑え、ぬるま湯で軽く数回流すように切り替えました。角質の多い部分はそれなりに皮向けもあり肌質も向上していると自覚しています。個人差はあるとは思いますが拭き取りまでの経過時間と共に調整しています。

実験として顔用の製剤ですが、念願の手の甲を右手と左手で一週間の時間差で施術してみました。

右手　施術なし

左手　施術あり

汚い手ですみません、左のみ２回施術して1週間後の写真です。

顔は出せません。

まとめ

以上が私のピーリングの体験の備忘録です

そして、ミラノリピール（バイオリピール）は継続しています

できれば後悔の少ない状態で老後を迎えたいものです。

私は首のしわも目立ちやすく気になることからマッサージピールと医療ハイフは定期的に施術したいと思っています。

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今後もスローに気のままにエイジングケアを進めていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

次回以降は他の種類の施術や、体力維持についても書きたいと思います。

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