日本の水族館ではラッコに会えなくなる可能性が非常に高いです。令和7年1月4日にマリンワールド海の中道(福岡県)で飼育されていたオスのラッコのリロが17歳で亡くなりました。現在飼育されているのは鳥羽水族館(三重県)のメス2頭です。過去には国内で100頭を超える飼育がなされていたようですが、1998年頃から保護のため輸入に頼ることが困難になり、個体数を減らしてきて現在に至ります。
在りし日のリロ(2024)
鳥羽水族館 キラ メイ 国内で唯一のラッコ展示の水族館
鳥羽水族館ではラッコ飼育は1983年から始まりました。
キラメイ
現在飼育されている2頭
鳥羽水族館ではラッコのお食事タイムなどの様子も見ることができます
《鳥羽水族館》ラッコのお食事タイムライブ配信 ダイジェスト版
ラッコ達が元気な今、ぜひ会いに行ってください
北海道にいる野生のラッコ
2016年頃から北海道東部の霧多布岬に野生のラッコが確認されており肉眼でも見ることができます。ただし野生なので定着する環境を維持していかなくてはならないですし、近代以降いつの時代も野生生物にとって人間は乱獲や汚染をひきおこし脅威でした。現在は50頭前後まで増えているとのことで赤ちゃんを抱える姿も見られます。ニホンカワウソの二の舞を踏まぬように見守っていけたらと思います。
和名:ラッコ、ウミカワウソ(カワウソWIKIより)
英名:Sea otter
スマホのズームでの撮影です Xperia
スマホ用の望遠レンズで撮りました ⇩18倍ズーム
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CSJVHHKK?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title
小雨でしたが、どうにか顔が確認できます
写真マニアの方は凄い機材で写真を撮られているので恥ずかしいです
道東は霧が突出して多いです
霧多布の地名が表す通り、霧で視界が悪い確率は高いので、ピンポイントの日程ですとラッコの姿が見えないこともあるらしいです。釧路地方気象台の資料を引用させていただきました。また道東は雪は少ないほうですが、冬季はレンタカーでの移動となると運転に慣れていない方は危険が伴います。
くれぐれもドローンは飛ばさないでください
野生ラッコ復活を見守る岬の番人 |一般財団法人セブン‐イレブン記念財団
近くに温浴施設があります
【霧多布温泉ゆうゆ】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet